ブンデスリーガ監督の仕事(試合日編)

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こんにちは!ブンデスリーガ1部ケルンカージナルスの監督をしております。かたやまかずさ(@wataridorich)です。

前回は練習日のスケジュールを通して監督の仕事をご紹介しました。

今回は試合日のスケジュールを通して監督の仕事をご紹介します。試合日といってもホームゲームとアウェイゲームで違いがあるので、今回ご紹介するのはホームゲームのスケジュールです。

     
10:15 集合・準備  
11:00 アップ・キャッチボール 選手への指示・ゲームプラン説明
11:30 ホームチームフリーバッティング 選手の状態確認
12:00 ゲストチームフリーバッティング 休憩・オーダー表記入・サイン確認
12:30 両チームシートノック  
13:00 1試合目プレイボール オーダー表交換・グランドルール説明
(30Min) 休憩 グランド整備・オーダー表記入・食事・アップ
16:30 2試合目プレイボール 1試合目終了から30分後
19:00 試合終了・ミーティング 試合の総評・選手との意見交換
19:15 片付け・取材 ケルン新聞の監督インタビュー
20:00 施錠・帰宅 そのままグラウンドで飲んだりすることも
21:00 試合のフィードバック 疲れてできなければ翌日

これが主なホームゲームの日のスケジュールです。これがアウェイになると移動が加わるので朝が早く、帰りが遅くなります(場所によっては早くなることも)

ドイツ特有のスケジュールとしてはダブルヘッダーの間が30分しかなく、選手兼任監督をしていると、オーダー表の記入にアップなど、全然時間がありません。

試合日は帰ったら寝る以外できないほど疲れるハードな1日です(ドイツ人はタフだからその後集まって日付が変わるまで飲んだりするんですけどね…)。

試合日のスケジュールって意外とわからないもので、日本のプロ野球選手の試合日のスケジュールも意外とわからないですよね。

前回の練習日のスケジュールに引き続き、僕が発信しなければ世に出ない情報なのでご紹介しました。

こういう世界もあるんだと興味を持っていただけたら嬉しいです。

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