留学の手引きvol.3「挨拶・マナー編」

みなさんこんにちは

WATARIDORI PROJECTS 代表 かたやまかずさです。

留学の手引き第3回のテーマは「挨拶・マナー編」です。

今日の内容はめちゃくちゃ重要です。

やはり文化が違えば挨拶やマナーにも違いがあって、そんなつもりはないのに知らないうちに失礼なことをしてしまっていたり、予期せぬトラブルが発生してしまいかねません。

「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように僕たちが違う文化圏に入るので、失礼のないようにしっかり勉強してからいきましょう。

第1回 準備・荷造り編

第2回 気候・環境編

第3回 挨拶・マナー編 ←今回はこれ

第4回 飛行機・電車編

第5回 留学先基礎知識編

第6回 お金・為替編

第7回 買い物・お土産編

今回の留学の拠点になるドイツ文化をベースに解説していきますね。

とても大事な挨拶文化

ヨーロッパでは挨拶はとても重要です。なぜならそれは一番初めのコミュニケーションだからです。

挨拶はのちほどいくつか例を挙げますが基本的には「Hallo(ハロー)」で問題ありません。

大事なのは何というかではなくしっかり相手の目を見てはっきりということ。

そしてハグや握手を求められたら恥ずかしがらずしっかり“ギュッ”と手を握ったりハグをしたりしましょう。

これらの挨拶の行動には全てにちゃんと意味があって、目を見なかったり、握手で握り返さないというのは相手のことを信用していなかったり、コミュニケーションを望んでないような姿勢に受け止められます。

お店に入る時も店員さんに「Hallo」と店員さんに声をかけながら入店します。

挨拶をしなかったり目を背けたりすると不審に思われたり変に疑われたりすることもあるので「私は客ですよ」という自己申告の意味を込めて挨拶ははっきりしましょう。

本物のリスペクト

少し話しは逸れますが、ぜひ現地でみてもらいたいのが大人と子供の関わり方です。

欧米文化ではたとえ年上でも信頼している間柄なら名前(呼び捨て)で呼び合って、いわゆるタメ口で会話をします。

しかしそこにリスペクトがないかと言われると決してそんなことはありません。

むしろ敬語を使っていれば相手を敬っていることになる日本の感覚より、もっと本質的なリスペクトが彼らの中にはあるように僕は感じてきました。

相手を敬うということが形式化されてないからこそ「本物のリスペクト」というものを感じ取れるのではないかなと思います。

※英語にもドイツ語にも敬語は存在します。

知っておくべきマナー

欧州独自の文化というか、日本ではマナー違反にならないことでも異なる文化ではマナー違反になることがあるのでご紹介していきます。

鼻を啜る(すする)のはNG

日本ではあまり気にされないと思いますが欧州圏では鼻を啜るのはマナーが悪い行為としてみられます。

「ズズズッ」と鼻を啜るのは遠慮なく大きなゲップをするような感じでしょうか。とにかく汚い印象を与える行為なので鼻はかむように心がけましょう。

日本人は結構癖で鼻を啜っちゃう人も多いと思うので心配な人はポケットティッシュを持ち歩くことをおすすめします。

挙手をする

ドイツでも挙手をする機会はあるのですが、その挙手の仕方が日本とは違って、日本のように5本指を開いて(伸ばして)挙手することはタブーとなります。

ドイツでは人差し指だけ立てて挙手をします。違和感を感じるかもしれませんが、文化の違いとして受け入れてください。

事前に誕生日を祝う

これはドイツでやってはいけないことNo.1と言っても過言ではないことで、日本ではあまり気にする人はいませんが、誕生日を迎える前に本人に「誕生日おめでとう」と言うと本気で怒られます。

ドイツには「誕生日を事前にお祝いすると不幸になる」と言う迷信があり、先に「おめでとう」と言うことはつまり「不幸になれ」という意味に捉えられかねません。「明日誕生日なんだ」と言われても絶対に「Happy  Birthday」と言わないようにしましょう。

乾杯は目を合わせる

もし乾杯をする機会があれば「Prost(プロスト)」(ドイツ語)と言いながら乾杯をする相手の目を見ながら乾杯をしましょう。

ドイツでは乾杯の時に目を合わせないと7年間不幸なことが起きると言われているのでみんながっつり目を合わせてきます(笑)怯まずがっつり目を見返してやりましょう(笑)

自転車専用道路に入らない

これはマナーというよりルールですが、歩道の横にある自転車専用道路には入らないようにしましょう。歩行者であれ自転車専用道路に入ると、自転車がスピードを緩めることなく突っ込んできて罵声を浴びせてきます。

とても危険ですのでうっかりでも入らないように気をつけてください。

細かいマナーは他にもたくさんありますが、最低限これくらいのマナーを知っていれば大きなトラブルにはならないかなと思いますので頭に入れておくようお願いします。

挨拶例文

まずは英語での挨拶は

「Hello,How are you?」(ハロー、ハウアーユー?)

が一般的ですね。もちろんこの挨拶でも問題ありません。

同じ意味を持つドイツ語が

「Hallo,wie geht`s?」(ハロー、ヴィーゲーツ?)

になります。

「調子はどう?」みたいなニュアンスでカジュアルに使える挨拶の基本です。

そしてその返しは

英「good,you?」(グッt、ユー?)

独「gut,und dir?」(グート、ウント ディァ?)

で十分です。

よく学校で習う「fine」(ファイン)や日本人もよく使う「okey」(オーケイ)は「良くも悪くもない」という印象になるので場合によっては心配されたりします。

特に調子が悪いとかでなければ「元気だよ!調子良いよ!」というニュアンスで返した方が好ましいですね。

あと望ましくはないですが、少し疲れ気味だったりすると

英「I`m tired」(アイム タイアード)

独「ich bin müde」(イヒ ビン ミューデ)

「眠い」「疲れた」という意味を持つこれらの返しをすると本調子でないことは伝わるでしょう。

そう言うと「why?」(なんで?)と聞かれるでしょうから頑張ってその会話を乗り切ってください(笑)

以下、基本的な挨拶をいくつかまとめたので覚えられるものは覚えて現地でトライしてみてください!

おはよう

英「good morning」(グッtモーニング)

独「Guten Morgen」(グーテンモーゲン)

※カジュアルな間柄だと「モーニン」「モーゲン」だけでも使われます。

こんにちは

英「Hello」(ハロー)

独「Guten Tag」(グーテンターク)

※実際「ハロー」だけでも十分です。

ありがとう

英「thank you」(センキュー)

独「Danke schön」(ダンケシェーン)

※軽いお礼なら「サンクス」や「ダンケ」だけでもオッケーです。

さようなら

英「see you」(シーユ)

独「Tschüss」(チュース)

※「バイバイ」や「チャオ」を使う人も多いです。

おやすみ

英「good night」(グッナイ)

独「Gute Nacht」(グーテナハト)

挨拶を笑顔ではっきりと伝えることができるだけで心の距離もグッと近づくのでファーストコミュニケーションとして積極的に挨拶していきましょう!

まとめ

僕はドイツの挨拶文化に触れて日本の挨拶は「コミュニケーション」ではなく「形式」のように感じるようになりました。

みんなで揃ってすることが挨拶なのか?

大きな声を出せばいいのか?

深々お辞儀をすればリスペクトなのか?

それは「コミュニケーション」なのか?

ただの「形式的儀式」ではないのか?

ヨーロッパの文化で暮らす彼らは「心を通わすために挨拶をしている」ということを現地で感じれば日本(特にスポーツの現場)の当たり前の挨拶について考えるきっかけになると思います。

大事なことは「伝えようとする意思」です。

文法が正しいことに越したことはないですが、コミュニケーションをとるうえでさほど重要ではありません。

「伝えようとする意思」を持ってホストファミリーや現地の人と関わってみてください。

しかしそれでもやっぱり「伝えたいことが伝わらない」という場面は必ず訪れます。それはとても貴重な経験で成長できる大きなチャンスです。

僕も初めは全く伝えたいことを伝えることはできませんでした。

今でさえネイティブスピーカーからするとめちゃくちゃな英語やドイツ語でコミュニケーションを図っています。ただ、それでもコミュニケーションはとれます。

でもこれは伝わらないことを経験したからできるようになったことで、伝わらないことから逃げていたら何年現地で過ごしてもコミュニケーションがとれるようにはならなかったと思います。

「伝わらない」「できない」という経験がとても重要なキーになるのがコミュニケーションなのでコミュニケーションから逃げずに向き合ってください。

そしてどうしようもないときは助けを求めてください。

次回は「飛行機・電車編」です。実用的な内容ですのでしっかり読むようお願いします。