環境が違えば考え方も違うが、正しいことは受け入れられる

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日本で生活していれば当たり前のことでも、海外ではそうではないことなんてたくさんあります。

ましてや野球とベースボールでは異なることだらけです。

今日はそんな日本と海外、野球とベースボールの違いから「ボールの扱い方の違い」についてご紹介します。

 

その辺にころがっている石のように扱われるボール

 

日本では練習前にボールの数を
数えて1球でも足りなかったら
見つかるまで探す。

 

というのが一般的ではないでしょうか?

 

少なくてもぼくが日本で身を置いてきたチームではそうでした。

 

そんな環境「野球」をしてきたぼくは4年前ドイツにきて驚きました。

 

誰一人ボールを集めようとしないのです。

 

練習後にグラウンドにボールが落ちていようが気にも留めません。

 

それどころかキャッチボールで暴投したらそのボールを拾いに行くのではなく、近くにあるボールバケツから新しいボールをとりキャッチボールを続けます。

 

暴投で転がっていったボールを拾いに行くことはありません。

 

その様子はまるでその辺に転がっている石でキャッチボールしているかのようでした。

 

そんな様子なので、もちろんフェンスを越えたファールボールやホームランボールを拾いに行くという考えはありません。

 

 

道具を大切に扱うことが正しくないわけがない

 

ぼくはぼく自身が経験してきたことがすべて正しいとはおもっていませんし、環境が違えば考え方も違うので、自分の考えを押し付けようとは思いません。

 

しかしいくら環境や考え方が違っていても道具を大切にしないことが正しいわけがありません。

 

しかし、4年前のぼくは言葉もろくに使えない外国人選手。

 

信頼関係もまだできあがってなく、周りをそう簡単に変えることはできません。

 

当時のぼくにできることはグラウンドに落ちているボールを、日本でしていたように拾い集めることだけでした。

 

そしてフェンスを越えたボールもすべて拾い集めるようにしました。

 

当時のチームメイトはそれを横目に「Kazusaまたね!」と笑顔で挨拶をして帰るだけでした。

 

半年続けると一人、二人と手伝ってくれるようになりましたが、チームとして取り組める程ではありません。

 

2年目になってジュニアチームの監督になってからはジュニアの子たちにボールを集めることを徹底しました。

 

そして4年目、トップチームの監督になってからはより徹底しました。

 

そしてこれはつい昨日の出来事。

4年の歳月を費やして受け入れられた「正しいこと」

 

ぼくが少しその場を離れている間に全員で奥の草むらまでボールを探しに行っていました。

 

自主的に。

 

4年前の姿からは想像もつかない変化です。

 

「ボールを拾う」という日本で当たり前のことをチームに浸透させるのに4年もかかりました。

 

環境と考え方の違いはあります。

 

しかし、正しいことはたとえ長い時間と大きな労力がかかったとしても理解されれば、受けいれらます。

 

今回はみんなが変わってくれましたが、ときにはぼくが変わらなければならない時だってあります。

 

「日本」と「ドイツ」

「野球」と「ベースボール」

 

いつもどちらかが正しいというわけではありません。

 

互いの良いところを受け入れあって、ときには掛け合わせて、より良い方法を探し続けなければなりません。

 

そしてドイツで学んだことを日本の野球、子どもたちに還元していくことがぼくの役割だと思っています。

 

 

 

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