ドイツの野球について現役監督が説明しますPart1(基礎知識とチーム数)

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(本記事は他のブログサービスで20204月に投稿した記事を改稿したものです)

今年(2021)6年目を迎える僕のドイツ野球ライフですが、まだまだドイツ野球の認知度は低く、ドイツ野球について正しい情報を発信することも僕の役目だと思い、今日は記事にしていきます。

まず基礎知識として、よく勘違いされるのですが、ドイツ野球のトップリーグであるBaseball Bundesliga (ベースボールブンデスリーガ)はプロ野球リーグではありません。

大事なことなのでもう一度言います。

ドイツの野球リーグは

【プロ野球リーグではありません】

かといって純粋なアマチュアリーグかと言われるとそうとも言い切れないそこを理解してもらうのがいつも大変なんで、これから文字に起こしていきます。

どういうことかというと…ドイツの野球チームというのはクラブチームで、クラブに入会すれば誰でも好きなチームでプレーをすることができます。そしてドイツ人(現地在住の他国籍の人含む)は基本的に本職を持っており(もしくは学生)平日の勤務後(授業後)に練習をして、週末に試合を行います。

この選手たちは基本的に無給です。むしろ会費を払って野球をしている『アマチュア選手』です。

しかし、そのアマチュア選手と一緒にプレーする助っ人外国人選手(僕もこの枠に含まれます)はクラブから雇われて『給料をもらいながら』プレーをします。

そしてこの野球で給料をもらっている選手を指して『プロ選手』と呼ばれることが多いです。

(プロアマについては連盟などが明記しているわけではないので個人の解釈により表現の仕方は異なります)

ちなみに皆さんも聞き馴染みのあるブンデスリーガというのは『連邦リーグ』という意味でサッカーに限らず、ドイツの全てのスポーツのトップリーグをブンデスリーガといいます。

まとめると、

『ドイツのベースボールブンデスリーガは国内のトップリーグであることは間違いないがプロリーグではない。

しかし、クラブに雇われて有給でプレーしている選手に限りプロ選手と表されることが多い。』

と、いうことになります。

皆さんもドイツ野球について説明するときは是非こう説明してください。

このシステムは日本に少ないだけで世界的には珍しいことではなく、むしろ日本でも競技によっては似たようなシステムをとっているスポーツもあるようです。

しかし、日本の野球関係者からするとちょっとピンとこないのも頷けます。

次にチーム数ですが、ブンデスリーガには1部と2部があり、1部は北部と南部に分かれそれぞれ8チームずつ、計16チームでその年のドイツチャンピオンを争います。

2部はさらに北部、北西部、北東部、南部、南西部、南東部と6つにわかれそれぞれ6~8チームの約40チームでリーグ戦を行います。

そしてシーズン終盤には1部の下位チームと2部の上位チームで自動入れ替えや入れ替え戦が行われます。

(この辺のシステムは長くなるのでまた別の記事で紹介します)

今、「ドイツにも意外と野球チームあるなぁ」と思ったあなた。これはまだごく一部です。

さらに3部、4部と下部リーグが存在し、だいたい6~8チームでリーグ戦を行い、入れ替え戦も行われています。

(このリーグ数とチーム数にはちょっとしたからくりがあるのでそちらもまたの機会にご紹介します)

ということで今回は【ドイツ野球リーグはプロリーグではない】ということと、【ドイツ野球のリーグ・チーム数】をご説明しました。

これから数回に分けてドイツ野球について投稿していきますので興味がある方はぜひ読んでいただければ嬉しいです。

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