子どもが『子どもらしく』いるために大人がしなくちゃいけないこと

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突然ですが、皆さんは上の写真を見てどう感じますか?

この写真は今年のサマーキャンプの一コマで、赤い帽子のコーチが子どもたちに話しをしているところです。

座ってる子もいれば立ってる子もいて、下を向いていたり、全く別の方を向いてる子もいます。

僕はこれが『子どもらしい』姿かなと思います。

子どもたちはじっとすること、長く話しを聞くこと、集中させられることが得意ではありません。

それが子どもだと僕は思います。

子どもたちが聞いていられる範囲で話しをする、子どもたちが聞いていられるように工夫をすることが大人がすべきことです。

例えば、僕の所属するカージナルスのGMは小学生チームの監督をしています。彼は子どもたちの前で話しをするときはボールを1つ持って子どもたちの前に立ちます。そして不意にそのボールを空中に投げ、落ちてきたボールを捕るときに子どもたちは手を叩くというシステムを作りました。いつ空中にあがるかわからないボールを見ていないといけないので、子どもたちの視線は自然とGMのもとへ集まります。また手を叩けなかった子は集中していなかったことに気づくことができます。集中しろと言われてもそもそも自分が集中できていないことに気づけない子もいるのです。

子どもたちに変化を求めるより先に大人が子どもたちに対応すべきだと僕は思います。

集合したときに大事なことはコーチの話しを聞くことであり、気を付けをすることでも、コーチから目を離さないことでもありません。むしろどんな体勢でもリラックスした方が話しは入ってくると思いますし、他に気が逸れていたら一度名前を呼んであげれば済むことです。それを直立不動で目線も外さないことが大事だと教えることは形を重視しすぎて本質を見失っていると僕は思います。

全員整列して、話している人の目を見て、話しを聞く姿はとても美しいですが、それは本当に子どもたちに必要でしょうか?

もちろん聞く姿勢も大事なことですが、形を重視し過ぎて子どもたちにストレスを与えていませんか?

子どもたちが集中して話しを聞けないことを子どもたちのせいにしていませんか?

話しを聞く姿勢を問うことはそれができる歳になってからで、それまでは子どもは『子どもらしく』いて大人がそのサポートをしてあげることが大事なことだと僕は思います。

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