機嫌を損ねた子どもをコントロールする唯一の方法

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こんにちは。かたやまかずさ(@wataridorich)です。

 

今回は、練習中や試合中、うまくいかなくて機嫌を損ねてしまった子どもへの対応が難しいという少年野球のコーチの皆さんに読んでいただきたい記事です。

 

Podcastでも配信していますので、ながら聴きでインプットしたいという方はこちらからお聴きくださいWataridori’s radio #96『機嫌を損ねた子どもをコントロールする唯一の方法』

 

 

人の感情をコントロールなんかできない

 

結論からいうと

 

その唯一の方法というのは「放っておく」ことです。

 

今はまだ乱暴に聞こえるかもしれませんが、その理由を説明してきます。

 

タイトルを見て「機嫌が悪い子どもをコントロールする術が得られる」と思っていた方がいたらそんな術、ぼくは持ち合わせていません。ごめんなさい。

 

子どもをコントロールはできませんが、「コントロールなんかしなくていい」というマインドは手に入ると思いますので、よければそのまま読み進めてください。

 

 

「コントロールしない」ということが重要

 

「放っておく」には「機嫌が悪い子どもをコントロールしなくていい」と思えるマインドを指導者が持つことが大切なことです。

 

まず、そもそもですが、人をコントロールしようとすることが自体が間違いです。

 

皆さんの周りに機嫌が悪くなった子どもに対して「イライラするな」や「空気を悪くするな」と子どもの感情を押さえつけてコントロールしようとしている指導者はいませんか?

 

子どもの「感情を押さえつける」これがもっとも指導者がやってはいけないことです。

 

子どもはまだ成長過程で、自分でも感情をうまくコントロールできないもの

 

子どもはまだ自分の感情をうまくコントロールできません(大人でもたまにいますが

 

まだ自分でうまくコントロールできない感情を、人から押さえつけられると自分の感情をコントロールするという術が身に付きません。

 

ですので、大人は子どもに自分の感情と向き合う時間をつくってあげることが大切です。

 

ではどうすればいいのか

 

落ち着くまで「放っておく」のです。

 

しかし、これは無視するということではありません。

 

機嫌がいい時も、悪い時も同じように接するということです。

 

機嫌が悪いから「厳しく当たる」「優しく甘やかす」などしてはいけません。

 

いつも通り接して、機嫌が悪いことに関して触れる必要はありません。

 

人は感情が昂っているときに何を言われても入ってきません。

 

イライラしている時に「イライラするな」と言われたら余計イライラすることはお分かりいただけるはずです。

 

機嫌が悪いことに関して「空気を悪くするならグランドから出ていけ」など罰を与えても何の解決にもなりません。

 

人を傷つけるとか、ルールを破るとか、やってはいけないことをしなければ、

 

普段と同じように接して、落ち着いたときに伝えるべきことは伝えるようにした方が、子どもの耳にも伝えたいことが入ってきます。

 

機嫌が悪いことに一番困っているのは本人です。

 

イライラしたくてしてる人はいませんし、誰でも早く機嫌を直したいと思っていますし、そのために自分の感情と向き合う時間が必要なのです。

 

だから周りは必要以上に干渉せず、感情と向き合う時間が確保してあげるべきです。

 

もちろんはじめはうまくいきません。

 

気持ちが落ち着くまで時間もかかります。

 

ですが、そうやって自分の感情と向き合うことを繰り返していくうちに

 

「深呼吸をする」「一度大きな声を出す」「ダッシュをする」「目を瞑る」など自分なりに落ち着くための方法を探し出します。

 

この過程を経て、自分の感情をコントロールする術を身につけるのです。

 

自分の感情をコントロールする術を身につければ、機嫌が悪くなっても自己解決できるし、チームの雰囲気にも良い影響を与えることができる選手になります。

 

 

まとめ

 

機嫌が悪い子どもをコントロールする術はありません。

 

ただ、機嫌が悪い子どもを目の前にしたときに指導者ができる唯一のことというのは放っておくことです。

 

そして子どもに自分で自分の感情をコントロールできるようになってもらうことが、子どもを成長へと導くの正しいアプローチです。

 

コントロールしようと子どもの感情を押さえつけても何の解決にもなりませんし、子どもの成長にも繋がりません。

 

機嫌を損ねてしまった子どもへの対応として参考にしていただけたら幸いです。

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