指導者ができる一番簡単で最も効果的なケガのリスク管理はコミュニケーション

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こんにちは。かたやまかず(@wataridirich)です。

今回は選手のケガのリスクを回避するために日頃から勉強している方に、その勉強を最大限活かすために読んでいただきたい記事です。

Podcastでも配信していますので、耳から聴いてくださるという方はこちらからお聴きくださいWataridori’s radio#105『指導者ができる一番簡単で絶大な効果を発揮するケガのリスク管理はコミュニケーション』

 

 

ケガの多くは防げるケガ

これからケガにはより気をつけないといけない時期に入っていきます。

ただでさえコロナの影響で十分な練習ができない中、梅雨という時期でさらに外での活動ができなくなります。

ですが、コロナで延期された試合などがどんどん日程が詰まってきて、十分な練習ができないまま試合を行うと、当然ケガのリスクが高くなります。

実際、昨年もコロナ自粛明けのスポーツでケガ人の数が増えたという話しもあります。

だからこそ指導者はより一層選手のケガのリスクについて考えなければなりません。

もちろんケガの原因というのはさまざまですが、その多くは疲労や負担の蓄積によるものです。

言ってしまえば、ケガの多くは「防げるケガ」なのです。

ではなぜ、ケガをする選手がいなくならないのか。

それは選手と指導者のコミュニケーション不足に原因があります。

 

まず初めに排除すべきは「痛い」といえないその“空気”

 

人によって疲労の溜まり具合や、回復速度というのには差があります。

プロ選手であれば、自分で練習強度を調整できたり、トレーナーに指示を仰ぐことも可能です。

ですが、学生のうちは基本的に選手がチームに合わせないといけません。

だから指導者は選手の状態を逐一把握しないといけません。

そのために、選手が自分の身体の状態を、ちゃんと伝えられるコミュニケーションを日頃から取れているかはとても重要なことです。

そのコミュニケーションさえできていれば大半のケガは予防できます。

でもケガがなくならないのはそのコミュニケーションができていないから。

選手と指導者の関係性やチームの雰囲気がこういったコミュニケーションを阻害している場合があります。

例えば

「痛いと言ったら試合に出れない」

「試合に出てる奴が痛いなんて簡単に口にするな」

このような風潮ってスポーツの現場ではよく目にしますよね。

「痛い」といえないその空気こそケガを回避するために最も排除すべきモノです。

 

 

スポーツをしていて身体が痛いのは当たり前

人の身体というのはスポーツをするためにできているのではありません。

スポーツをするというのは何かしらの負担を身体に課しているのです。

だから、スポーツをして身体が痛いというのは当たり前のことなのです。

当たり前のことなので、ちゃんとケアすれば問題ないのですが、先ほど記述した空気のせいで休むことも、正しいケアもできず、スポーツをする上で健全な範囲の痛みというものを超え、その積み重ねが取り返しのつかないケガにつながります。

選手は自分の身体の状態を言語化し、指導者は選手の身体の状態を把握。

それにはコミュニケーションが必要不可欠で、それを疎かにすると、ケガのリスクは回避できません。

 

 

学んで得た知識も活かすのもコミュニケーション

他にも食育、トレーニング論、ケアなど、ケガのリスクを下げるために大事なことはたくさんはありますが、一番大事なのはコミュケーションです。

食育等の知識は、あくまでコミュニケーションを取った上で活きてくる知識です。

コミュニケーションが大事なことなど当たり前のことですが、当たり前のことができてないのが現状です。

今一度、選手と指導者のコミュニケーションについて考え直してみませんか?

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